閉店の様子を見守っていた男性会社員(46)は「Bunkamura通りにあったころから利用していた。アナログレコード店が集積していた『シスコ村』にレコードの買い出しに行くときに、コースでHMVも回っていた。HMVは、ただ大きいだけではなく、アーティストをサポートしたり、多くのインストアイベントを開いたりするほか、『これはいいと思う』ものをスタッフが推す姿勢がPOPなどに表れていた。発見があり、店全体がメディアになっていた。こういう店は、これからもあり続けてほしかった」と残念そうな表情をにじませていた。同じく女性会社員(31)は「小学生のころに店ができて以来の長い付き合い。特に『渋谷系』の音楽が全盛のころはよく利用した。HMV渋谷は、ムーブメントをつくり出す力があり、ニーズにいち早く応えることができた店。時代を読む力より、つくる力の方が強かった印象。ここは渋谷の象徴だと思っていただけに本当に寂しい」と話しながら、閉店の様子をカメラに収めていた。HMVジャパン(港区)は、今月15日に「イオン上里店」、17日に「吉祥寺パルコ店」、19日に「イオンモール浜松志都呂」を閉店したほか、29日に川西モザイクボックス店」、31日に「キャナルシティ」、9月12日に「イオンモール名取エアリ店」、同20日に「イオンモール浜松志都呂」を、それぞれ閉店すると発表している。
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