飲食店に氷を卸している氷加工・販売業「冨士氷室」(東京都渋谷区)は、氷の塊を砕いて袋詰めする作業に追われている。「今夏の売り上げは、去年に比べ2割増」(植松寛社長)。人気は高さ約50センチ、幅25センチほどの氷柱で、暑さを和らげようと室内に置く企業が多いという。涼感を得られる日用品も売れ、白元の保冷枕「アイスノンシリーズ」の売上高は昨夏の倍で、8月の生産は計画比46%増に達した。出前も伸びている。ピザやすしなどを宅配する全国約9800店のデータをまとめたインターネットサイト「出前館」によると、東京都心などで35度を超えた8月16~18日、出前件数は前年同期比1~3割増えた。担当者は「火を使った調理や外出をしたくないという人からの注文が増えたのでは」と指摘する。また、ビックカメラによると、2万円以上する女性用脱毛専用器の売れ行きが2割増。髪に潤いを与えるとされるパナソニックの「ナノイーイオンドライヤー」も2割増。「プールや海に行く機会が増え、紫外線対策をとっている」(有楽町店)ためとみられる。猛暑で売れた意外な商品が下痢止め剤。ここ数年横ばいだったライオンの「ストッパ」の売上高は7月に2割増で8月も順調。「冷たいものを食べ過ぎた影響かもしれない」(同社)とみる。また、ユニクロは16日、保温機能付き肌着「ヒートテック」の新商品の販売を始めた。昨年も同時期に新シリーズを投入しているが「冷房の利きすぎで、暖かい肌着がほしいという女性客の要望が強く、夏でも売れるようになった」(同社)ことに対応した。気象庁によると、30度を超える日は北海道を除く広い範囲で8月下旬も続く見通し。9月に入ってからの暑さも厳しいとみられ、猛暑商戦は延長戦に入りそうだ。
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