特需の陰でダメージも広がっている。暑さによる葉の傷みなどで出荷が減っている野菜は、幅広い品目で値上がり。農林水産省が9~13日に全国470店を調べたところ、1キロ当たりの小売価格はレタスとジャガイモが平年比23%、キャベツが16%、トマトが14%高かった。7~13日の卸売価格も主要14品目の平均で平年を17%上回った。特にニンジンは60%、ホウレンソウは42%、トマトは38%と急騰している。豊作のスイカも需要増を背景に高値となっている。同省によると、8月上旬に全国の主要卸売市場で取引されたスイカは、前年同期比15%増の1万4206トンだったが、価格も1キロ当たり168円と42%上昇。「豊作=安値」の常識を覆している。東京・大田市場では20日、山形産の大玉スイカ(13キロ)に4200円の値がついた。市場の担当者は「暑さで消費が伸びていることが背景。今後は産地が北に移り、入荷量が減るのでさらに上がるかもしれない」と話す。牛乳生産減、酪農関係の団体で構成する中央酪農会議によると、7月の生乳生産量は全国で63万4071トンと前年同月を1,3%下回った。猛暑が本格化した8月上旬は5~6%程度落ち込んだ地域もある模様。北海道では乳牛が熱中症で死ぬケースも相次いでおり、このまま暑さの影響が続けば、学校給食の始まる9月には品薄になる可能性もあるという。こうした事態を受けて農水省は11日、都道府県に農家への技術指導を徹底するよう通知した。野菜や果樹の農家には、農業用水の確保とともに、畑に張るビニールフィルムで乾燥を防ぐよう呼びかけた。畜産農家にも、畜舎内の散水や換気で家畜の体温上昇を抑えるよう求めている
鳩糞害対策就活の髪型基礎化粧品と無料サンプル妊娠線を消す方法ステロイド内服薬の副作用