民放の4月期の連続ドラマが出そろった。初回視聴率は、歌手で俳優の福山雅治さん主演の“月9”ドラマ「ガリレオ」(フジテレビ系、月曜午後9時)が22.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と今年放送されたドラマで最高を記録するなどダントツの好スタートを切り、2話でも20.5%を獲得するなど他の作品に大差をつけて圧勝した。続いて初回が好調だったのは、伊藤英明さんと坂口憲二さんがダブル主演し、初回15.8%を獲得した刑事ドラマ「ダブルス」(テレビ朝日系、木曜午後9時)。米倉涼子さんが女子高校生を演じることで話題を集めた「35歳の高校生」(日本テレビ系、土曜午後9時)は14.7%、上川隆也さん主演で3シーズン目となる刑事ドラマ「遺留捜査」(テレビ朝日系、水曜午後9時)が14.6%、タレントの石塚英彦さんの連続ドラマ初主演作「刑事110キロ」(同、木曜午後8時)が14.1%、新垣結衣さんが主演する日曜劇場「空飛ぶ広報室」(TBS系、日曜午後9時)が14%を獲得。テレビ朝日が得意の刑事ドラマで結果を残した。メディア文化論が専門の稲増龍夫・法政大学社会学部教授は、「4月期は1年で一番力が入るクールで、それにふさわしいラインアップとなった。前クールは各局苦戦していたが、“やればできるじゃないか”という印象。『ガリレオ』も含めて上位はほとんど刑事ドラマで、やはり数字的にも手堅い」と総評。ダントツの数字を残している「ガリレオ」は「予想通り圧倒的に強かった。新相棒の吉高由里子さんは若すぎるんじゃないかと思ったが、若くて生意気な感じが出ていていいのではないか」と評価する。
フラウインターナショナル チャングンソク
フラウインターナショナル Twitter
フラウインターナショナル チュ・ジフン
フラウインターナショナル 宮
フラウインターナショナル チョ・インソン